せっかく自転車に乗っていたので、ちょっと隣町まで出かけてみました。
住んでるところはホント普通の住宅地ですが、隣の駅は少しばかり「都会」なので、高い建物が多い。
16:00
ふと見上げたマンションをターゲットに設定。
夕方色が強くなってきてます。
でもこれはいけるでしょう。
↓
↓
おっけい。
若干、右側面の窓が青く抜けちゃってますが、問題ないです。
ミニチュアの建物を作るより、簡単ですよ、これ!
****************************************
ほぼ同時刻の、別の場所です。
この時間の空の色の変化は早い!!
あっというまに、地平線はだいだい色に、そして空の上部は濃い青に変わっていきます!
↓
↓
やはり、建物はもう、真っ黒になっちゃってますね。
****************************************
そして。
ふと振り向いた僕は、ハッと息をのみました。
夕日に見とれてしまったのです。
この町を照らす仕事を終え、地球上の、別の人々に光を注ぐために移動して行く太陽の姿に見とれ、僕はしばらく立ちすくみました。
夕日。
日々の空とも、一期一会。
この空を、僕はもう二度と見ることはないのです。
僕は、僕は、何をやってるんだ。
この、空の美しさをもっと堪能すべきではないのか。
それを、それを、僕は空を削り取ってしまって別のものを当て込むなんて・・・
目玉焼きを作って、黄身の部分を捨ててるみたいなものじゃないか!
カラオケに行って、サビの部分だけ音を消してるみたいなものじゃないか!
映画館で寝てしまって、起きたら映画が終わってたみたいなものじゃないか!!
僕は、僕はバカだった・・
こんなことで空が好きなんて、冬空マニアだなんて言う権利はない・・・
・・・
僕は空を見上げた。
空よ〜俺の空よ〜♪ (加山雄三風)
・・・・・・・・
いかん!
あやうく本来の目的から逸れてしまうとこだった!!
合成、合成っと!
19:00
おやー、月が出てきましたねー。
そろそろ厳しいんじゃないかな。
↓
↓
い、いけてる。
一体何時までいけるんだ!?
****************************************
街灯が付き始め、電車も灯りを線にして走り去って行きます。
↓
↓
ま、まだいけるぞー!!
****************************************
んじゃあ、これはどうだ!
↓
↓
あー、ここだ、限界だ。
21:00
気になったので、まだ行きます。
↓
↓
あーあ、こんなになっちゃう。
モノクロ画像みたい。
ちょっとアーティスティック♪
****************************************
はい。
完全に期待せずにパチリ。
↓
↓
やっぱりね。これはもう無理です。
一日中写真を撮り続けて、出た結論は次の通り。
冬空のブルーバック合成:
○お昼から昼過ぎにかけてがベスト。その際、太陽を背にすること。
○合成する素材は、写真の素材と色を対にするのが望ましい。
○方向によっては、夜7時くらいまで可能である。
○空の美しさに惑わされないこと。 |
いやー、お疲れ様でした、自分。
誰にも捕まらなくてよかったね。
(おしまい)
・・・と思っていたんですが、ある明け方、トイレで目が覚めた時ふと空を見上げて慌てて追加研究しました。
05:00
これ、いけるかなあ??
↓
↓
やったあ!
****************************************
この時間帯も、空の色の変化が激しいなあ。
↓
↓
いけてる、いけてる!
(もうやらない)
|