メイキング


2005年暮れ
完成しました

作品は完成しました。
皆さん、お疲れ様でした。
上映会にて、来てくれた人に喜んでもらえて初めて、映画はほんとうの『完成』を迎えます。
その日まで・・
10月2日(日)
音楽が続々到着


音楽制作班より続々と音楽が到着します。
一曲一曲聞く度に「うおー!」と雄叫び。
さすが長年一緒にやってる連中だけあって、出来は折り紙付き。
…と誉めた後で、多少の作り直しを要求していきます(笑)。

もうちょっとで完成です。
9月4日(日)
音楽会議
&どきどき試写会

音楽制作班二人を招いて、初試写会をやりました。
撮影現場にも来てない彼らにしてみれば、初めて見る今回の映像です。
そして僕にしてみれば、撮影に関わっていない人に初めて見せるわけです。
ドキドキしながらの試写会でした。
イメージを音楽班に伝えるのに、いつも苦労してるわけで。今回は参考になる曲などを交えて話しました。
で、夜はいつものように飲み会へ。
音楽、楽しみです。
8月7日(日)
終わっちゃいました…


撮影があと数日、という時は終わりが待ち遠しく、そして終わりが見えた瞬間に、寂しさに変わっていく。
ちょっとでも目を離せばみんな寝てしまうような疲労こんぱいな現場だったとしても、このメンバーで一緒の体験を共有する日々はもうおしまい。
役者・撮影スタッフと別れ、監督は音楽・編集スタッフたちと旅を続けていくのです。

みんなお疲れさま!ありがとう!
朝食は食い気より眠気。昼はそうめん、夜は居酒屋で打ち上げ。
8月6日(土)
事実は映画より奇なり


過去最高の過酷さだったでしょうか。
夜は寝ずに、朝日が上るまでのぶっ続け撮影です。

あちこちで下がっていくテンションに気を付けつつ、全体を盛り上げて撮影していきます。
夜に一旦部屋に戻り、休んでから外に出てみると…

なんと、家の前にパトカーが数台止まり、ポリがうろうろしています!

心当たりがあまりにも多い我々はびびりまくり。
しかし、うちの下の部屋に空き巣が入ったのでした。

真夜中に現場検証を続けるポリ達の横を、機材を手にした我々10名ほどのスタッフがぞろぞろ撮影に出かけました。

テンションが下がった時のために、花火もこっそり仕込んでおいたものの、結局それをする暇もなく朝を迎えました。(つづく)
7月31日(日)
天気が味方してくれるのも、日頃の行いなのか


[早朝メイク中の主役・周作]
朝9時に、また助演陣が到着。
今日は曇りか雨の予報だったものの、どんどんいい天気に。
心配していた外ロケも無事終わり、大粒の夕立ちに見回れながらも、すべて予定通り終了。
本日で撮影終了の助演陣のみなさま、お疲れ様でした!
全体の撮影の80%以上が終了。
ひょっとすると来週は…
朝はパン、遅い昼はファミレス。
7月30日(土)
最多カット、撮影してやったり!


今回の作品で最も多くのカットを撮影しなければならない日。
役者が6人初めて全員揃い、かつ助監督、カメラアシスタントが夜までいないという状況。
とはいえ、笑い声の中撮影は無事に進み、最後はかなり駆け足になりながらもこの日の第一部撮影は予定のカットまで終了。
第二部撮影は夕食後開始。終わったのは夜中の2時半。
主役2人とスタッフは泊まり。疲れとやぶれかぶれで酒を飲み、寝たのは4時過ぎ。
昼は冷やし中華、夜はカレー。
(31日につづく)
7月17日(日)
撮影なか日につき、みんなで飲みました


前日がハードだったため、この日はのんびりモード。
午後3時に集合の上、フリーマーケットでにぎわう街なかをのんびり撮影。
そのまま行きつけの飲み屋さんで貸しきり飲み会。
ちょうど撮影の中休みとなりました。
7月16日(土)
当方、梅雨明け強く希望します


晴れの予定が、どんどん曇り空に変わっていく。
映画は、天気勝負だから哀しい。
悲しい、ではなく、哀しい。
日が射す、射さないに一喜一憂しながら撮影していく。
お昼はマクドナルド。夜はキムチそうめん。美味。
7月10日(日)
いきなり晴れ空♪


朝起きたら晴れてる!!!
一気に晴れシーンを片っ端から撮影していく。
やはり晴れたシーンは気持ちいい。
おかげですっかり時間も押してしまい、夕食はなしになってしまった。
お昼はサンドイッチ。
7月9日(土)
先行き不安な曇り空


[衣装選び中のヒロイン・ひさえちゃん]
今年は梅雨がずれ、思いっきり撮影中は曇りか雨ばかり。この先、スケジュール中に晴れがなければかなり困ったことになる。
前の晩から、役者と監督だけで映画のテーマについて語り明かした。
お昼は焼そば、夕食はシチュー。
7月3日(日)
撮影なだれ込み


[撮影中おどける主人公・周作]
メイクさんも本格参戦し、撮影スタート。
久々の監督業にまだ本調子になれず、段取りも悪い。
反省。
と言いつつも、全体の雰囲気はいい。撮影が滑り出し、予定以上撮れてしまった。
お昼はミートソース、夕食は親子どんぶり。
7月2日(土)
ゆるりゆるりとクランクイン!


天気は曇り。
主人公二人のスチール撮影と、いくつかのイメージカット。ゆるりと撮影はスタート。
午後いっぱいかけて、脚本の理解のための話し合い。
お昼は焼き茄子そうめん、夕食はカレーライス。
みんなで食べる食事も楽しみ。
6月25日(土)
キックオフ飲み会


主役・スタッフの顔合わせキックオフ。
予想通り盛り上がり、二次会へ。
スタッフの知り合いのお店が新宿にあり、そこを初めて訪れる。駅近く、安く、静か。
今後カルフの常場所、決まり。
6月19日(日)
ロケハン


音声スタッフも含めて、ロケ地を巡る。
いくつかあった不安ポイントもすべてクリア?ロケ地はこれで一通りイメージの場所が揃った。いろいろすごい早さで決まっていく。いや、決めていく。
一度決めたら早いのがカルフの特徴。
一度決めないとなかなか動かないのも特徴。
6月11日(土)
テスト撮影@ロケ地


今回のスタッフを集めての、テスト撮影。新しいメンバーでの関係作りの場でもある。
脚本も少し前進し、実際のロケ地で撮影しながら内容を詰めていく。
やはり今回は夜の野外ロケがネックか…。足りない役者を紹介してくれる人が現れ、今月中に会わせてもらえるとのこと。今回は常に背水の陣。
6月5日(日)
スタッフミーティング@新宿


メインカメラマンと専門店にて追加で必要な機材を物色、一部購入。
その後、飲み屋街にてひたすらグラスを重ねる。電話してメイクさん引き入れに成功する。
実はまだ、脚本完成せず。役者も一部足らず。撮影開始は7月…。
2005年 / 28分 / DV

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