僕らが向かったのは、香港の摩天楼が立ち並ぶ場所の対岸。
ここに、香港スターの手形が並ぶ、映画ロードがあるというのです。
なぜ皆、ここに興味ないのかが分からない。
なぜ、ブランド品を買うしか興味がないのかが、分からない。
そう、彼らは思っているのかもしれない。
なぜあいつらはブランド品に興味ないのかが分からない。
なぜ、こんなに安く買えることに気付かないのかが、分からない…
さて。
到着です。
おや、何か撮影しています。
香港のアイドルかな?
かわいい。
きっと何かの式典かなにかがあるに違いない。
さっき、山の上から見下ろしたビル群が見える。
おい、俺!
うしろうしろ!!
ん?
ブルース・リー!!
あれは、ブルース・リー!!
いやっほー!
来たぞ来たぞ!
店内をくまなく見て回る。
そして、出てくる。
ジャッキーは?
え?ここはブルース・リーショップ。
なるほど。
なるほど。
いいね、この調子この調子!!
かわいいねえ。
おおお!!!!!
人びとの足下に何かあるではないか!!!!!!!
お!
ふと隣を見ると、映画のオブジェがあるではないか!
ここは僕だけの映画ディズニーランドだあああああ!!!!
ちょっとちょっと、俺はとぉっても興奮してますよ!
おにいさん、何が見えますか?
あ、ごめん。
足下のチェックが先立った。
おにいさん、またね。
ブルース・リー来たーーーーーーー!!!!
かっこえーーーーー!!!!!!!!
(ジャッキー派だけど)
サモ・ハン・キンポー来たーーーーーーーーー!!!!!!!
ジャ、
ジャ、
ジャッキー来たぁーーーーーーー!!!!!!!!!!!
俺、かなり手が小さいから、ジャッキーもそれほど大きくないね。
うんうん、
近づいたね、ジャッキーに。
香港スターとの遭遇は続きます。
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