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手作り映写機に挑戦する(4)

挑戦者:工房の主人


えー、映写機制作に挑戦するこのコーナー、前回の更新から早くも半年が経ってしまいました。
様々な憶測が飛び交ったことでしょう。

結局ギブアップしたんじゃないか。

制作に失敗してしまい、なかったことにしようとしてるんじゃないか。

まったく情報がなくなり、行き詰まってしまったんじゃないか。

いや、単に飽きてしまったんじゃないか。


いえいえ、そんなことはありません。

決して、あ、あき、飽きてはいません!

これまで、新しい情報ばかり探してました。
そもそも僕が再現しようとしてるのは、この世に生まれて間もなかった頃の映写機なんです。
新しい情報じゃないんです、それ自体。

そこでネット上での検索方法を変えました。

1)画像検索をする。
2)言葉に頼らず、つまり、キーワード検索ではなく、その時代の周りの事柄からアプローチしていく。


特にこの、2)って頭よさそうな感じしませんか?
キャー、工房の主人様って、なんかこう、知的って感じー!キャー素敵ー!!

ふふふ。
検索してるうちに、昔の映写機の時代のサイトに辿り着いただけ、というのは秘密です。
正確に上記の2つの検索方法を書き直すと、

1)画像も検索できることに途中で気がついた。
2) 偶然に頼った。


まあ、いいじゃないですか。
人生、結果オーライです。

また、百科事典から、こんな画像も集めることが出来ました。

なんかこう、

自分、生きててよかったっす!!

くらいの感動です。
これです、これです、こんなの作りたいんです。
先人の知恵に学べ、ってことです。

こういった画像は粗くて、あまり仕組みまできちんと見れません。
しかーし、僕には分かるんです。
これまでさんざん苦労して来た僕には、手に取るように仕組みが見て取れるんです。
頭の中の設計図は、間違っていなかったんです!


さあ、おいで。
僕のそばに、おいで。
心配しなくていいんだよ。
震えるのはやめて、
だって僕がここにいる。
君のどんな不安だって、
僕が取り除いてあげる。
さあ、僕のそばにおいで。

(作詞:工房の主人)

なんて歌を映写機に向かって歌いたくなるくらいの気分です。

で、とりあえず家にある16ミリのアンティーク映写機(動かない)からレンズだけ取り外して、実験にかかりました。

ちなみに、仕組みが分かった今、改めて家にあるアンティーク映写機を見ると、ほぼ同じ仕組みだということに気付きました。
そうか、こういったものは、アナログなものだから、モーターが電気式で自動になったこと以外は、結構昔のまんまなんだな。

えー、実は、今回はここまでです。
なんて進歩のないページになってしまったことでしょう!
いえ、進歩はあったんです。
なにしろ、レンズを使って、壁に文字を映写することに成功したんです!

が!!

台も何もないので、両手を使って壁に映写しました。
いいですか。
両手を使って支えないとダメなんです。
まだ分かりませんか?

両手を使ってるので、写真が撮れないんです。

続報を待たれよ!

(つづく)


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