「映画を作りたい・・・でも何から始めたらいいのか分からない」
初めての映画制作は、分からないことだらけです。
そもそも、何が分からないのかも、分からない!
・カメラって難しそう・・・
・照明って、何をそろえればいいの?
・自分の考える映画を作るのに、お金はいくらかかるの?
・シナリオを書くには才能が必要?
・そもそも、何を作りたいか形になってないんだけど・・・
本講座は、作品の思いつきから制作、完成、上映まで、
まさに「そこが知りたかった」に答える内容です。
あなたが映画制作初めての一歩を踏み出す疑問や不安のほとんどが、
そして実際に作り始めてからぶつかる困難の多くが、
この講座によって解決されるでしょう。
「いい映画を作ること」と、「映画が作れるようになること」は完全に別物なんです。
「いい映画を作る」方法は世の中にいっぱいあるけれど、
ゼロの人が「映画を作れるようになる」方法はほとんど語られない。
これが、僕が常々感じていることです。
そもそも大きいのは、
プロの映画と、個人で作る映画は、作り方が根本的に違うことです。
本屋さんに並ぶ映画の作り方の本には、「プロの」映画の作り方が書かれています。
専門学校で学ぶ作り方も、「プロの」映画の作り方です。
「プロの」作り方で映画を作り始める。
これが、個人で映画が作れない一番の原因なんです。
このDVD講座では、この違いを一つ一つ解説していきます。
映画を作ろうと思い立ってから、企画、シナリオ、準備、撮影、編集、音楽、上映まで。
僕自身、まったく映画制作に縁のない人生でしたが、
20歳の時に映画を作りたいと思い立ちました。
ところが地方出身で友だちも少なく、ましてや映画に詳しい人なんて一人もいません。
手元には、もらったビデオカメラが1台だけ。
映画の作り方の知識なんてまったくのゼロ。
そこからうんうん唸っていっぱい失敗して、自分の映画制作団体『映画工房カルフのように』を作りました。
2011年で、設立10年目になり、今も現役で撮り続けています。
2001年のサイト開設以来ずっと、いろんな人から相談を受けてきました。
プロを目指す人も、既に作っている人も、業界で働いている人も、
大学生も社会人も、中学生も高校生も、
そしてもちろん、初めて作ろうとしている人も。
ここで気付いてほしいのが、「業界の人も僕のところに相談に来ている」という事実です。
プロの方は、TV局や制作会社といった環境において映画が作れているのですが、
「個人で」作ろうとした瞬間に、
映画制作が途端に難しいものに変わってしまうのです。
冒頭に書いたことをもう一度書きます。
プロの映画と、個人で作る映画は、作り方が根本的に違います。
そこで、
僕の映画制作15年の経験、特に膨大な失敗経験をもとに、
初めて映画を作る人たちを対象としたセミナーを開催しました。
セミナーが完了した2ヶ月後に開催した上映会にて、実に6割の受講生が作品を完成させてきました。
皆さんはその後も映画を作り続けています。
このセミナーを完全収録したものが、このDVDコースです。
個人で映画を作る難しさって、一体何なのでしょうか。
例えば・・・
絵コンテは描いた方がいいの?無い方がいいの?
「一体どちらがいいのでしょう?また、描けない人はどうしたらいいのでしょう?」
・描くべきかどうかの前に、何のために必要なのかを明確に解説します。
・絵コンテを描くべきシーンや、描けないシーンも存在します。
・DVDの中で、誰でも絵コンテを描けるようになる方法を伝授します。
人の集め方はどうすればいいのでしょうか。
「とにかくやる気をアピールするべきなのでしょうか?」
・個人で募集する場合は、見ず知らずの人が信用するだけのバックボーンがありません。
・例えるなら、僕はとにかく彼女が欲しいんです!とだけアピールする人はどうでしょうか。
・人が少なければ自然消滅し、多く集めすぎると今度はスケジュールが合いません。
・このDVDの中で、味方となる人の集め方、
うまく進むチームの作り方を解説しています。
こんな機材があるといい、という情報はあふれています。
「いくらの機材ならいいのでしょう?何と何をそろえればいいのでしょう?」
・理想の機材を全部そろえるなんて無理です。
どれを使えばどこまでの映像が作れるか知っておく必要があります。
・機材をある程度そろえたとすると、
それぞれの機材の使い方を知っているスタッフも必要になるのです。
機材をそろえるだけでは、いい映画は作れないのです。
・DVDでは、最低限これだけ必要という機材、
そしてスタッフとの関係についてもお話ししています。
◎これまで、450人以上の方にアドバイスしてきました。
※記録に残っている数のみざっとカウントしただけなので、実際にはもっと多いと思います。
また、日常的に今もアドバイスし続けています。
◎これまで、映画の作り方関連の書籍を140冊以上、読破しています。
これまでもらった相談の内容を分類すると、そのほとんどが、
『書籍に書かれていない内容』
でした。
そして、個人で映画を撮ろうとする人は、
『ほぼ同じところで悩む』
ということにも気付いたのです。
それらは、これまで僕自身が悩んで解決してきたポイントとも完全に合致しました。
そこで、このセミナーDVDの販売を企画したのです。
どんなに本を読んでも、知識を学んでも、映画を作るのに「完全」な環境はありません。
どんなにかっこいい構図を思いついても、お金を出して機材をいっぱい買っても、
それらが完璧に活かせる状況は、ありません。
映画作りには、従来の知識じゃない部分が大半を占めるのです。
・家電量販店に行けば、ビデオカメラを気軽に買うことができます。
・小さいカメラでも、画質は十分です。
・パソコンで簡単に映像編集できますし、パソコンは誰でも持っているでしょう。
・ソーシャルメディアも一般的になり、仲間集めも効率的になりました。
・映画祭もあちこちで開催されており、常に募集されています。
・・・これだけ環境が整ったんだから、もっともっと気楽に映像作品を作ってほしい。
そんな想いで、ワークショップもやりましたし、数多くのメール相談も受けています。
いつも思うのは、そもそも第一歩を踏み出すための情報がない、ということ。
「撮ってみたいなあ」と「映画はこうあるべき」の間を埋める情報が、ないんです。
仲間も機材も知識もまったくゼロから映画を作り始めて15年。
初めての方を対象にしたワークショップも過去に8回行っています。
自分の監督作品は20本、プロデュース作品は10本を数えます。
このDVDでお話ししているのは、ぜんぶ100%、僕自身の実体験です。
本で読んだだけの内容や、聞いただけのトークはどこにもありません。
また、これまでの成功体験だけをお話しする内容でもありません。
失敗談をメインとし、「こうやりがちだけど、こうなっちゃいますよ」ということまでお伝えしています。
「映画を撮るには、これとこれと、この機材が必要です」という情報じゃなくて、
「今、機材がこれしかないなら、こんな撮り方をしたらいいよ。
で、ここまで到達したら次はこうやったらいいよ」というゼロからの情報。
料理に例えるなら、
冷蔵庫を開けて、そこにあるものだけでそこそこ美味しいものを作る方法と、
そこからレベルアップしていくための方法。
それらをギュッと凝縮して12の講座にまとめました。
逆に、この講座に入れていないこともまとめておきます。
【収録されていないこと】の例:
カメラはどの機種を選んだらいいか
それぞれの機材のメーカー名
様々な映画のかっこいい構図などの分析
編集のテクニック
業界の裏話
などなど
これらはなぜ収録されていないか?
それは、これらの情報はすでにいくらでも出回っているからです。
なにより、これらの選択・やり方が、作り手の創造力の部分だからです。
そして、これらの情報「だけ」では、映画が作れないからです。
さらに、機材の機種については、時代とともに変化していくからです。
このDVDでは、古いとか新しいとか関係ない、
時代に左右されない「映画の作り方」を選んでお話ししています。
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