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妖怪大戦争
2005・角川
監督・脚:三池 崇史  脚:沢村 光彦、板倉 剛彦
音:トレーヴァー・ジョーンズ  編:ウィリアム・アンダーソン
出演:神木 隆之介、宮迫 博之、菅原 文太、阿部 サダヲ、栗山 千明、他

子供の頃、夏休みになると大映の「妖怪百物語」や「妖怪大戦争」「妖怪大行進」を毎年の様にTVでやってました。 あと同じ大映の「大魔神シリーズ」「ガメラシリーズ」も毎年やっていて、それをモトキ少年は飽きもせず、毎年観ていました。
そのせいかどうかは判らないですが、大人になってもオバケ・幽霊・妖怪が好きなおっちゃんになってしまい、荒俣こりゃまた先生の「帝都物語」で陰陽師をしり、密教や神道なんかも大好きになりましたとさ。
その原点となっているかも知れへん、「妖怪大戦争」がリメイクされたとなったら いかんわけにはいきまへんがな!

ほんで行ってきたんやけど・・・、予想どおりたいした事はなかった。
昔の「妖怪大戦争」の方がおもろかったとは、ゆわんけど、豪華なキャストと最新のSFXを使っても、どっこいどっこいかな?

昔の「妖怪大戦争」もたいした話やなかったんやけど、今回原作が荒俣 宏やったんで “加藤 保憲”を敵役でだしてしまい、それが失敗の元になったんやと思う。
“魔人加藤 保憲”を出したが為、そいつを最後には倒さなあかんちゅーシリアスな 部分ができてしまい、三池監督がらしさを出してコメディタッチにしてんのに、“魔人加藤”とのギャップが出来てしまって、中途半端な印象を受けてしもうた。
今、昔の「妖怪大戦争」を観るとコメディにしか見えへんねんから(当時は子供を怖がらせようとしてる部分もあったと思うが)今回もコメディにしたらよかってん。
三池監督はそうしたかったんちゃうんかなぁ〜、とゆうんが見えた気がします。

どうせやったら、“魔人加藤 保憲”は嶋田 久作にしたら良かったのになぁ。
断られたんかなぁ?

主役の神木 隆之介がよいぃぃぃ! オイラの心の奥底の住んでいる、ちっちゃいロリコンのホモが目を覚ましそうになってもうたがな! ドリエル飲んで寝なきゃ!

それよりも!劇場の予告編で「小さき勇者たち〜GAMERA〜」ゆうて、ちっこい ゾウガメみたいな茶色い亀が、子供の学習机の上を歩きながら火を吹いてる予告をやってた! おもわず映画館で「ウヲォォォッ!」と声を出してしもうたがなぁ!
絶対、行くちゅーねん! 「平成ガメラシリーズ」は全部劇場に行ったけんね!
ううっ、詳細がしりたいぞ・・・! 

払ってええでぇ価格:500円(神木君と妖怪を観れたんで。)


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