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ハウルの動く城
2004・ジブリ
監督・脚本:宮崎 駿 
原作:ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
出演:倍賞 千恵子、木村 拓哉、美輪 明宏、我修院 達也 ほか

我輩の邦画ベスト1はもう長い間「となりのトトロ」である。 「七人の侍」「仁義なき戦い」等を抑えての第一位である。 宮崎作品は「天空の城 ラピュタ」以外は観たのであるが、「となりのトトロ」が一番良いのである。 なんの大した事件も起こらないし、誰も死なない、そこが良いのである。
映画館で観出したのは「もののけ姫」やから、宮崎ファンでも、アニメファンでもないんやけど、3作連続で映画館に行ってますわ。「ハウル」は行かんでもええかな〜 思ってたんやけど、さくらが声をやってるんで、行ってまいました・・・。

物語は宮崎アニメ、スタジオ・ジブリの王道、少女が頑張り愛が最後に奇跡を起こす ちゅーか、必ず最後に愛は勝つ〜♪でした。
原作は各国の戦争があり、戦争の愚かさとかを描いてるらしんやけど、宮崎さんは そうゆうのはほとんど描かず、ソフィーとハウルの愛の物語だけを描いてます。
ハウルが悪魔に心を売ってしまい、このままでは魔王になってしまう・・・、 とゆう最近の宮崎さんに見られる宗教の匂いも少しは感じられましたが、 その分映画の中の世界が少し狭くはなっていたのは止むえないかな。 随分シンプルやな〜とは感じました。

やじうまワイドで「ハウル」が「もののけ姫」を抜いて、日本映画の興行収入歴代二位、 ってゆーてたけど(一位は「千と千尋の神隠し」凄いなぁ〜)そないゆう程ではないんちゃうん。  もう完全に宮崎ブランドやから客入るんやろなぁ〜。

ただ確かに、美輪 明宏も他の人もゆーてたけど、木村 拓哉はいつものクッさい芝居や なかった。 良かった〜ゆう程では無いにしても普段の木村 拓哉を考えたら、 全然良かった。
これは客寄せの為に木村 拓哉を声優としてキャスティングして、自分の演出で ケツを拭いた、宮崎 駿はエライ!と思う。

宮崎さんってサブキャラ作るんがうまいね。 今回も火の悪魔(若人 あきら・・・)や 魔法使いのスパイ犬とかね・・・。 かかしはいまいちやったけどね。
物語は単純でも魅力的なサブキャラの助けで二時間みれてしまうんよ

払ってええでぇ価格:1000円(期待以上でも以下でもなかったから・・・。)


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