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フル・モンティ
1997・英
監督:ピーター・カッタネオ
脚本:サイモン・ボーフォイ
出演:ロバート・カーライル、トム・ウィルキンソン、マーク・アディ、
    レスリー・シャープ、エミリー・ウーフ ほか

 こりゃおもろかった。「コミットメント」の男性ストリッパー版という感じ。コメディの要素も強くて(あ。一応コメディか、これ)ギャグもアメリカ映画的なベタなやつもあったんやけど、それを押さえて笑いにしていたので、良かった思うわ。このへんがイギリス映画、ゆうんかな。

90分の短い映画で6人の男性ストリッパーの生活や悩み、葛藤をうまく描いてた。主役のガズと息子、デブのデイブ夫妻、元上司のジェラルド夫妻、この3人はちゃんと描かれていた。
「コミットメント」と同じような感じで、内輪もめがあったり、練習中に警察に捕まったり…と、当日になってデイブが駆けつけたり、いろいろありーの、ギャグも入りーの、でもってラストに、職もない、うだつの上らない6人の男たちが「フル・モンティ」になるダンスは痛快やった。

ガズを演じてたのが「トレイン・スポッティング」にも出演してたR・カーライル。良かったね。「トレイン・スポッティング」を観てたからよけいにね。音楽の選曲もよかったっす。

※後日談:今考えてもこの映画はおもろかったなぁ。こういう映画を邦画でも作らなあかんで。役者としてもこういう映画はぜひやってみたいと思いまふ。

払ってええでぇ価格:2,000円(正規料金+心付け一割)


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