〇この映画は大阪のオカンから電話がかかってきて「これは良かった。子供を産む前に是非観とき!」ゆわれました・・・。
まぁ、もともとティム・バートンやし、初の人間ドラマゆーことで観にいきたいな〜思うてたんで、相方といってきました。
良かったですよ。ラストもそうやし、ほろっときました。親子の愛、夫婦の愛をティム・バートン風の御伽噺で描いて、ええ映画やと思います。

んがっ！ちょっとコーエン兄弟に寄りすぎてません？CGを使って巨人を出したり、巨大魚がでてきたりと、ティム・バートン色も出してはいたんやけど、なんか抑え気味やなぁ〜という感じがしました。　
なんか世間的にはかなり評判もよく、バートンの最高傑作の声もあり、バートン自身も今後この路線でいくんやろうなぁ〜とは思いますが、なんかちょっと気に入らんなぁ。
コーエン兄弟色がバートン色より強かったんが不満やなぁ。

でもまぁ、ユアン・マクレガーが迷い込んだ街での夜のダンスパーティーのシーンや、巨人が傾いた家をなおすシーン、ヘレナ・ボナム・カーターに魔女やらしたりと、おもろいシーンもぎょうさんあって、ラストも感動的でしたしええ映画やったで。

観終わってから大阪のオカンに電話して、「良かったけど、どのへんが子供産む前に観といたほうがエエ、ってゆうんかが判らんかった」とゆうと、「ああゆう楽しいお父さんにならなあかんでぇって思うやろ」と言われました。
…いろいろ考えながら観て損してもうたわ。

■払ってええでぇ価格：１,5００円（よかったけど前売り券分かな。）