基本的にジェリー・ブラッカイマー製作物はつまらんと思ってるんで、あんまり観ないんですわ。　「ザ・ロック」と「パイレーツ・オブ・カリビアン」はおもろかったんやけど、 金をぎょーさん使うて、でかい話にするんやけど、ケツがいつも尻つぼみやし、まとまりが無い。（「パール・ハーバー」なんて日本人からすると国辱的なバカ映画を撮るし・・・）

そやけど不思議なもんで（？）映画館のスクリーンで予告を観ると、みんなおもしろく みえるんよなぁ〜。　　予告ではおもろそうやったんよ・・・。
相変わらず話のスケールもでかそうやったし。

発想はおもしろいと思うんやけどね、アメリカ人には馴染みがあって、歴史的重みのある アメリカ独立宣言書に謎が隠されてるゆーうところから、ストーリーが始まる。
ニコラス・ケイジが捜す財宝も、テンプル騎士団だの、フリーメーソンだの、まず 日本人に馴染まねぇ。　
まぁまぁ、それはしゃーないわな、アメリカ映画やし、まず国内でヒットさせんとね。
トレジャーハントの映画やから、謎をつぎつぎと解いていきながら話は進んでいくんやけど、アクションもそうやし、移動する距離も、珍しくスケールが小さいんよ・・・。 途中からニコラス・ケイジの親父役でジョン・ボイトも一緒になって宝捜しに加わってきて、なんやらインディ･ジョーンズのようになってくるし・・・。　続編でもつくりたいんかい！　　そやろなぁ〜、ヒットしたらすぐパート２創るんやろなぁ〜・・・。
またエンディングがぬるい、ぬるい。　いかにもディズニーゆー感じですわ！
監督が前に同じディズニーの「クール・ランニング」撮ってる監督やし、そのせいかなぁ〜、全体的にぬるーい感じがするんは・・・。
今、チラシをみたんやけど、なんやったんやろぅ？隠された驚くべき真実って・・・。
映画を観終わって全然解らんかったんやけど・・・ 。

まぁでも、製作がジェリー・ブラッカイマーやからこそ、豪華なキャスティングができたんやろな〜。　ショーン・ビーンは良かったよ。　昔、犯罪（強盗団のリーダー？）に手を染めていた大金持ち・・・ちゅー古臭いキャラがぴったりあってたし、ジョン・ボイトも楽しそうに演じてて、エエ感じやった。　この感じやったら、コメディもいけるんちゃうん？ジョン・ボイト。　オイラはこの人好きやから観てみたいな。

■払ってええでぇ価格：700円（初めからこんなモンやと思ってたから。でもナ行の映画が一本も無かったから行ったのさ。）