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大停電の夜に
2005・アスミック
監督:脚:源 孝志  脚:相沢 友子
出演:豊川 悦司、田口 トモロヲ、原田 知世、田畑 智子、井川 遥、他

クソッ!ビッチ!シット! 今年観た最低の映画!!!!!
映画制作に関わってる人、映画を撮りたくても撮れない人、映画を創るために頑張ってる人、映画好きな人、映画に関わってるすべての人達に失礼すぎる!バカにしとんのかい!
映画観に行ってこんなに腹立ったんは、久しぶりやわ!
とりあえず、監督・脚本の源 孝志!謝れ!本編撮りたくても、撮られへん(ピンク映画撮ってる)人達に謝れ!映画監督という仕事に全く素人の俺が撮った方が、まだおもろい映画撮れる自信あるわ!なんも考えんと撮ったやろう?こんなに映画に対する愛が無いんやったら、辞めてしまえ!
ここ最近の邦画はおもろい作品が多かったから、まさか「デビルマン」よりショーモナイ映画を観るとは想いもせんかった。

とにかく何一つエエところが無い映画やわ、故淀川 長治先生も評論するんに困りはるんちゃうか?まず、脚本がボロボロ。ロバート・アルトマンのパクリとはいえ、企画は悪くない。それをまったく生かせてへん!大停電になって、テレビも電話もパソコンも使えなくなって、普段話さない様なことを、夫婦や恋人同士、はたまた片思いの人とお互い初めて、心を開いて、腹を割って話し合い、そっから新しい展開が生まれるはずやったんちゃうんかい?前フリしとくだけしといて、ほったらかしやし、「ここでエエ台詞ゆわんかい。」ゆーところで、なにを勘違いしたんかナンモしゃべらさへんし。
いわゆるかっこエエ台詞が一つもないし。これは何回、改訂したんや?この脚本でOKを出した、製作陣の頭の中にはみっちりタニシが詰まってんのか!

撮影もヘタクソ!井川 遥をヒロインにしてるエピソードがあんねんけど、そのEPSのラストで下からの煽りでカメラが井川 遥の周りを回って撮影しているカット。
まったく!意味が判らん!逆にマイナスやんけ!井川 遥はぽっちゃりしてんねんから、下から煽ったら顎まわりがタユタユになるんは、判るやろ?現場で覗いたカメラマンはなんも思わんかったんかい!はよ家に帰りたかったんかい!

編集もな〜んも考えんとやってます。いくつかのEPSを交差させながら、映画は進行していくんやけど、EPSを差し込むタイミングが全然間違ってると思う。これは観ている人の心理とかを、まったく考えてないとしか思えヘン。試写やったんかい?
よーこんなんで金だしたスポンサーらが、怒らんかったなぁ〜。よっぽど口がうまいんやろなぁ〜。その完成までの数々の過程を丸め込んできた口のうまさだけは認めるわ。

払ってええでぇ価格:-1000円(俺の金と時間を返せ、ボケ、カス!スイマセン、今回はヤサグレてて。あまりにもひどかったんで、書いてても“怒り”が溢れ出てきて)


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