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ドミノ
2005・米・仏
監督:トニー・スコット  脚:リチャード・ケリー
出演:キーラ・ナイトレイ、ミッキ^・ローク、ルーシー・リュー、クリストファー・ウォーケン、ミーナ・スヴァーリ、デルロイ・リンドー ほか

いやぁ〜、久しぶりに主演女優を基準に映画を選んで観にいきましたよ。
「パイレーツ・オブ・カリビアン」で「綺麗なぁ、この娘。ちょっとしゃくれてるけど。」と思い、CMでもたまに観てたんでエエなぁ、と思ってしまいました。
自分のコンプレックスとかぶるんで、(あ〜、あ〜、どうせオイラは顎が長いさ!似てるゆわれる人もみんなながいさ!いけてる時は阿部 寛、いけてない時は清水 圭、悪かったなぁ!ふん!)顎が長いとか、しゃくれてる、顎がないとかゆー娘は、あんまり好きやなかったんやけど、キーラ・ナイトレイは綺麗かったんでちょっと好きになりかけてたのに・・・。こんな映画みせられたらなぁ?!

そりゃぁ本人はアイドル女優扱いされるんは、嫌なんかもしれんけどやな、せっかくショートカットにしたのに全然かわいないよ、この役。
賞金かせぎバウンティンハンターやから小ぎれいな格好してる方が、おかしんやけどいつも顔が汚れてたり、鼻血出てたりで小汚たねぇ。化粧もよろしくないねぇ。

ちゅーか、なんやこのうっとおしい編集は!観ずらいは、なんやストーリーまで判りずらくなってもうてるがな!トニー・スコットの作品で劇場まで観に行ったんは96年の「ザ・ファン」以来やけど、こんなんやったっけ?
トニー・スコットは音楽がカッコ良くて、スピーディーな場面展開と、かっこいい画面を撮る監督やってゆーう印象やってんけど、もう感覚がふるーなってんのかなぁ?
なんかあの、がちゃがちゃした編集が、ちょっと前にはやったやつを、若モン監督風でめちゃ不快やってんけど。最後のホテルのタワー最上階での銃撃戦も、なんか派手なだけで、工夫も無く、あの「トゥルー・ロマンス」の美しい銃撃戦を撮った同じ監督とは思えない、しょーもないシーンやったわ。似て非なるもんですわ。
トニー・スコットといえば「トゥルー・ロマンス」を思い浮かべる人が一番多いと思うんやけど、あんなん撮ったらあかんわ。
唯一良かったシーンは最後に、ドミノ・ハーヴェイ本人が出て来たシーンだけやね。

今回のミッキー・ロークは昔の気取った芝居してたんやけど、ルックスがもう昔と全然違って、太ったわ小汚いわで嫌味じゃなくて逆に、ほんまもんのバウンティンハンターらしくて良かった。クリストファー・ウォーケンは大好きな役者さんの一人なんやけど、老けましたなぁ。それはそれで味があってええけど。
せっかくキーラ・ナイトレイのファンになりかけたのに残念やな、今回の作品は・・・。

払ってええでぇ価格:300円(キーラ・ナイトレイに100円、ミッキー・ロークに100円、クリストファー・ウォーケンに100円ってとこかな。)


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