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デス・マシーン
1994・英
監督・脚本:スティーブン・ノリントン
出演:ブラッド・ドゥリフ、エリー・プゲット、ウィリアム・フットキンス

おもろい、おもろい。とても英で作られたとは思えない。
主人公の女性と、デス・マシーンの外見と、人を追いつめて行く様が「エイリアン」、舞台となる兵器会社のビルは「ダイ・ハード」、デス・マシーンのしつこさが「ターミネーター」、主人公側のバードマンなるサイボーグスーツは「ロボコップ」。
アメリカ映画のおいしいところをパクって作ったようなもんやけど、ストーリー展開の速さ、アクションシーンのスピード感やスリルをここまで総合的に作れば、パクってても文句なし。敵役のマッドサイエンティストは何のパクリなんかなぁ?

 それぞれの設定はパクっているけど、アクションシーンはすばらしい。SFXも、あえて肉体的に残酷なシーン(血が飛び散ったり、腕がふっ飛んだり…)は避けてるけど、それでも充分、追われるスリルがある。

会社ビルからの脱出の仕方や、デス・マシーンとの戦闘も次から次へと展開して行ってとてもよかった。

このノリントン監督はきっと、アメリカ映画(SF)が大好きで、どうしても自分でもこういう映画を作りたかったんやろなぁと思う。いやいや、めっけもんですなぁ。

※後日談:この文章を書いたのは95年1月7日やねんけど、この監督は後に「ブレード」を撮ったんやなぁと思うと、俺のセンスも捨てたもんやないなぁと思う(自画自賛)

払ってええでぇ価格:1,500円(おもろかったけどパクリ倒しのため)


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