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チャーリーとチョコレート工場
2005・米・英
監督:ティム・バートン  脚:ジョン・オーガスト 原:ロアルド・ダール
出演:ジョニー・デップ、フレディ・ハイモア、ヘレナ・ボナム=カーター、デヴィッド・ケリー、クリストファー・リー、他

ティム・バートン監督作で初めて観たんは「ビートル・ジュース」をビデオで観たんが最初やと思います。そのあと、「バットマン」を劇場で観て、「ピーウィーの大冒険」をビデオで観てからはだいたい年代順に観てきてるんちゃうんかな?ティム・バートンの作品は全部観てるんやけど、いちゃん好きなんは「バットマン・リターンズ」です。
みなさんの意見とは違うことは、重々承知しておりますが「バットマン・リターンズ」は一番ティム・バートンらしさが出ていると、おいらは勝手におもいこんでます。
だってこの人変態やん!変態のオタクやん!「リターンズ」なんか全世界公開する映画やないでしょう?!暗いし、気持ち悪いし、ペンギンにミサイル背負わせて、行進させるしやな・・・。

前作の「ビッグ・フィシュ」もそうやったんやけど、今回も毒が薄いなぁ〜と感じたなぁ。
何年か前に友達に原作を借りて読んだことはあったんやけど、(内容の記憶があんまり無く「モモ」と同じ様なジャンルの作品やったちゅー、ものすごぉ曖昧な記憶。)原作があるからしゃーないんやけどね。なんやろ?アカデミー賞でも狙ってはるんやろか?

そうはゆーても「ビッグ・フィシュ」よりはバートン色は出ています。ウンパ・ルンパのしつこいぐらい出てくるミュージカルシーン。ウンパ・ルンパを同じ役者(誰や?このおっさん?おもろいけど。)の合成で何人も出したり、くるみを割ってる大量のかわいらしいリスが人を襲ったり、テレポーテションの装置を発明したりと・・・。
かなりのシーンで毒っぽい変態色を出していて、間違いなくティム・バートンの「チャーリーとチョコレート工場」やねんけど、あくまでも“毒っぽい”であって“毒”ではないんよねぇ。賞を獲るためには“毒”は押さえなあかんやろけどなぁ。

ジョニデ様はティム・バートンのことが大好きで「彼の為ならどんな役でもやるよ。」とゆーてはるらしいんやけど、その発言どうり楽しそうにやってはります。
そやけど「パイレーツ・オブ・カリビアン」の方が、役者として凄いなぁと思ったけど。

クリストファー・リーとヘレナ・ボナム=カーターはようバートン作品に出てるなぁ〜。
クリストファー・リーは解るとして、ヘレナ・ボナム=カーターは「もしかしたらコイツらできてるな?」と思ってたら、二年前に結婚してた・・・。危ない、危ない、恥かくとこやった・・・。おじぃちゃん役のデヴィド・ケリーはオイラの大好きな映画「ウェイクアップ!ネッド」の爺さんやったんやね。これは嬉しいさすが英・米合作!

払ってええでぇ価格:1200円(もうちょっと工場の中を案内してくれま。)


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