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キル・ビルvol.1&vol.2

監督・脚本・製作:クエンティン・タランティーノ
出 演:ユマ・サーマン、デビィッド・キャラダイン、ルーシー・リュー、サニー千葉     
ダリル・ハンナ、マイケル・マドセン,栗山 千明 ほか

〇もともとタランティーノのファンである。 
初めて観たのは「パルプ・フィクション」。 好きな作品は「レザボア・ドッグス」「ジャッキー・ブラウン」。関連作で「キリング・ゾーイ」「フロム・ダスク・ティール・ドーン」も好き。

しかーし!! タランティーノファンのわてでもvol.1観終わった後には、ひどい!と思ったわ。
テンポ悪いし、だらだら長いし(アニメのシーンも長すぎ!)むやみやたらに刀を振り回して、人をバサバサ斬り倒して、下品な血のりの使い方するしやぁ。
(観にいく前に虎ノ門で井筒監督の「こちとら自腹じゃ!」を観てたら、無意味に血糊使いすぎや!ゆうて怒ってたけど、とても納得でけたわ。)
おまけに久しぶりに観たユマ・サーマンは間延びしてえらいブサイクになってるし、「ガタカ」のころの神々しい美しさはどこにいったん?
それとサニー千葉の寿司屋,服部 半蔵のシーンも長いし、いらんやろう!

Vol.1では栗山 千明のゴーゴー夕張は良かったね。
もともと2時間半から3時間あったもんをむりくり二本にして、撮り足したもんやからこんなんなってもうたんやけどね。

Vol.2ではようやくビル役のデビッド・キャラダインがでてきはりました。パチパチ!
いや〜ガキの頃夜中に観てたよ、「燃えよカンフー」! こうゆうキャスティングするとこはスキよ。

ラストのビルとの対決シーンで椅子に座ったままの殺陣は、おもしろかったけどなぁ。 後はやっぱりダラダラしてて、テンポ悪かったなぁ。会話も今回はおもろいのがなかったしなぁ。修行のシーンは昔の香港映画でおもろかったけど…長いちゅーねん!
観終わってから知ったんやけど、カンフーの師匠は俺が高校のころ「少林寺」が大ヒットした後で公開された、いかにも亜流の「少林寺三十六房」の主役の人やって、ちょっと得した気分。

払ってええでぇ価格:800円(年六回の頃の、映画の日の値段。)


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