ホーム映画制作講座ホラー講座〜恐怖の書き方CHAPTER 」

 
CHAPTER 」

8月、夏まっさかりです。こんな暑い日はやっぱりホラー講座!ですよね。
ということで、講座も6回目になりました。
読者の方々、ご支援ありがとうございます。私もなんとか続けて来られたのは皆様のお陰です。
はい。

さて今回の課題は、『魅力あふれる西洋の悪魔(Wikipedia)』について語ろうかと思います。
なんだか、講座の回数が増えるたびに、単なるホラーマニアであることを公表しているような気がしないでもないですが・・・。

西洋の悪魔、その存在自体は、やっぱり宗教から来ています。人の心を惑わせる邪悪なもの。それが形になったものだと考えてください。
それ自体は、人間に近い様相をしています。
主賓としては↓
魔女
狼男
フランケンシュタイン
吸血鬼
などなど。

その中でも、最も映画出演率が高く、主役級の存在は“ドラキュラ伯爵”ことヴァンパイアーでしょう!
敵役でありながら、何故かその哀愁漂う美貌から愛されずにはいられない、そんな存在!
映画の中でも、吸血鬼と知りながら伯爵を愛してしまったヒロインが出てきたりと、他のモンスター達とは断然扱いが違うのです。

そんな吸血鬼の弱点は?
日光
十字架

ニンニク
血液不足
と、非常に明確。 さらに、死に様も実に華麗で、儚く砂になってしまうという・・・。
じゃあ、太陽の光がサンサンと降り注ぐ日中に、心臓に杭を打ち込めば、あっけなく殺せるじゃない。そんなに怖い存在でもないよなぁと・・・。
だからこそ、吸血鬼を守るため、ヒロインが必要なわけです。
そして、そこにドラマが生まれるわけで。
脚本家としては、ドラキュラ物ってなんだかワクワクするんですよね。そこに悪魔VS人間じゃなくて、LOVEがあるわけだから。

ぜひ、メジャーなモンスターを使って作品を作る場合は、一度は吸血鬼を主役に書いて欲しいものです。10人が書けば、10通りの吸血鬼が存在するし、100人が描けば、100通りの吸血鬼が生まれるわけだから。
そこに、どんな壮絶なドラマがあるのか?ぜひ覗いて見たいなあと勝手な欲求ですが・・・。

勝手ながら近況報告!
向出淳拓さん出演のショートフィルムの脚本を担当しました!
パソコンが恋をしてしまったら?をキーワードに書いた世にも奇妙な物語。
9月3日、公開!
お楽しみに!



映画工房カルフのように All rights reserved © 2001-2005

ホーム映画制作講座ホラー講座〜恐怖の書き方CHAPTER 」